【広島みどころ8選】厳島神社改修やG7サミット開催など、2023年大注目の県!

国内旅行

2022年12月、約70年ぶりに大規模改修を行い、3年半の歳月をかけて改修が完了した世界遺産・厳島神社の大鳥居。

今回の動画のサムネイルをご覧になった方も多いと思いますが、天気の良い日には抜群のロケーションで、すでに多くの人で賑わっています。

また、岸田首相が選出された選挙区でもあり代々ゆかりのある広島県は、2023年5月に開催されるG7サミットの開催地でもあります。

そういった背景もあり、2023年上半期は話題になること間違いなしの広島県。

特に、3月31日までの期間は引き続き全国旅行支援の適応もあるので、今回の情報を参考にしていただいて、多いに魅力に触れていただければと思います。

■動画で確認したい方はこちらから

厳島神社

まず、忘れてはならないのが、国重要文化財である、厳島神社の大鳥居。

木造の鳥居としては日本最大とされており、2022年の12月、3年半にもおよぶ大規模修復工事を終え、再びその姿を表しました。

実は、大鳥居自体、平清盛が建てたとされる平安時代から数えると9代目。

長きに渡り、歴史ある宮島の地で、多くの日本人に愛され、今では、世界中から注目を集めています。

そして、ユネスコの世界文化遺産に登録されている、厳島神社。

日本独自の文化を伝える優れた建築であり、島全体が文化的景観を成している点を高く評価され登録に至りました。

世界遺産として登録された区域は、社殿を中心とする厳島神社自体はもちろん、前面の海や背後の原始林など含む、431.2ヘクタールだとのことです。

この後ご紹介しますが、弥山もその一部であり、パワースポットとして注目されています。

観光において重要となってくるのが、潮の満ち引き。

今回の旅では、初日だけでなく、弥山に訪れるため、3日目も宮島を訪問したのですが、潮の高さが全く異なり、大鳥居を正面から撮影することができないほどでした。

潮の満ち引きについては、宮島観光協会のHPにて確認できるので、ぜひご確認いただきたいです。

ちなみに、初日訪れたタイミングでは146cm、3日目訪れたタイミングでは、325cmと、一日の中での最高水位と最低水位をまさに確認できる形になりました。

弥山

弥山の登頂においては、厳島神社にも近い紅葉谷駅から獅子岩駅まで、ロープウェイを使って登ることができます。

なお、運賃は、往復で大人2,000円、こども1,000円になっています。

途中一回の乗り換えがあり、前半は循環式のロープウェイ、後半は交走式のロープウェイと2種類の方式を利用する珍しい方式の営業だとのことです。

営業時間は9:00~16:00までなので、

弥山に登りたい方は、ぜひ、朝から訪れていただくことをお勧めします。

厳島神社から紅葉谷駅までは、送迎バスも走っているので、歩いても行ける距離ではありますが、タイミングが合えばご活用ください。

ちなみに、送迎バスは、20分に1本を基本としており、12時台のみ1本のみとなっているので、その点はご注意ください。

さて、ロープウェイ下車後の登山についてですが、割とガッツリ歩くことになりまして、片道90分くらいかかります。

私自身は、年に2回くらいの登山や、週3回程度の運動をしているので、体力はある方だと思うのですが、普段運動不足の方などは、水分補給や服装にも十分注意していただくことをお勧めします。

ちなみに、お手洗いは、山頂やロープウェイの駅にもあるので、その点は安心です。

また、雨が降るとなかなかきついので、天気は要チェックだと考えています。

そして特に、注目していただきたいのが、山道の途中に現れる霊火堂の「きえずの火」

西暦806年に弘法大師(空海)が焚いてから、今日まで途絶えることなく燃え続けているようで、この火で沸かした霊水は万病に効くとの噂です。

また、広島市の平和記念公園の「平和の灯」の元火にもなっているとのことなので、ぜひとも確認していただきたいです。

NEST HOTEL HIROSHIMA HATCHOBORI

自然の安らぎと温もりを感じられる「ネスト、心地よい巣」をモチーフとしたデザインの客室が特徴的なホテル。

特に今回の私の旅のように一人旅の方にはコスパも良くおすすめです。

朝食には、パンとコーヒーの用意もあるので、その点も注目。

選び抜いた素朴な味の「天然酵母パン」をロビーで毎日提供しているとのことでした。

今回、私は行きたいカフェがあったので朝食は別途いただいたのですが、ぜひ気になる方はお試しください。

チェックインは15:00、チェックアウトは11:00で、全室禁煙です。

客室は、シモンズのベッドとフェザー枕を用意してくれており、心地よく時間を過ごせます。

客層としても、比較的若めの、特に女性が多い印象でした。

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THE KNOT HIROSHIMA

そして今回の旅の2泊目で宿泊したのが、こちらのTHE KNOT HIROSHIMA。

平和記念公園から近いという立地の良さも素敵で、客室からは広島の平和大通りを眺めることもできる必見のホテルです。

以前に、新宿のカフェ特集で、THE KNOT TOKYOをご紹介していますが、こちらのTHE KNOT HIROSHIMAは横浜、新宿、札幌に続く4店舗目のライフスタイルホテルです。

2020年12月にオープンしたばかりで、まだ泊まったことない人も多いかもしれません。

『旅するホテル』をコンセプトにしたライフスタイルホテルで、1階にはおしゃれなオールディダイニングレストラン「MORETHAN」が、最上階の14階には平和記念公園を一望できるフロントを持ったルーフトップバー「kei」があり、これだけでも贅沢感抜群です。

『タイトルは、まだない』というコンセプトのもと、広島にゆかりのある企業やアーティストとインテリアや家具、アートやアメニティ、サービスなどをコラボレーションしており、ホテルの至る所に見所が詰まっています。

客室も広々とした高級感あふれる空間。

ツインルーム、ダブルルーム、デラックスルームをメインに6タイプの客室があり、私のように、一人で宿泊する場合も、シングルルームではなさそうでした。

その分、2人以上の宿泊がよりコスパが良いので、その辺りも御検討の際の参考にしていただければと思います。

暖かみのあるグレー色で構成された客室では、シンプルな空間に間接照明で広がりを演出し、客室の照明は全てオリジナルで製作したとのことでした。

こだわりのアメニティも注目で、コーヒーは広島で1977年創業のセイコー珈琲より、コクと酸味のバランスがある「THE KNOT」オリジナルブレンドを、日本茶には「こくまろ茶」という抹茶と緑茶のブレンドティーを提供いただけます。

宿泊のチェックイン時にはKNOTコインをいただくことができ、こちらを2枚利用することで、おもてなしのカップデリをいただきつつ、ルーフトップバーへの入場ができます。

加えて、ドリンクの注文もコインで行えるので、ぜひそちらもお試しください。

広島を中心とした中国地方の日本酒をメインに、季節の旬ごとに厳選した地酒が味わえます。

クラフトビールやオリジナルカクテル、もちろんソフトドリンクの用意もあり、充電もできるので、旅の休憩にもおすすめです。

コインが足りない場合には、5KNOTコイン1,000円での購入も可能です。

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広島城

徳川幕府誕生の直前に当たる1589年。

当時、中国地方の大半を領有していた、毛利輝元によって築城されたのが広島城です。

毛利輝元というと、1600年の関ヶ原の戦いでは、石田三成と手を組み西軍として参加したことで有名で、徳川家康率いる東軍と戦い、その後の世の中の変化に大きく影響を与えました。

関ヶ原の戦いにおける毛利輝元の動きは、歴史の影に隠れることも多いものの、結構面白いので、ぜひ歴史好きな方は調べてみてください。

西軍総大将でもあった、毛利輝元の居城ということもあり、たくさんの歴史が詰まっているので、ぜひ、いろいろとご覧いただければと思います。

平和記念公園

原爆死没者の慰霊と世界恒久平和を祈念して開設された都市公園である、平和記念公園。

その美しい景観からは、まさかこの地に原爆が落ちていたとは思えないほどです。

公園内には、原爆ドーム、広島平和記念資料館、平和の願いを込めて設置された数々のモニュメントなどがあるので、それら一つ一つを眺めつつ、その重みに触れることができます。

公園内にある広島平和記念資料館は、2019年4月にリニューアルオープンしたばかり。

この日私が拝観した時も、日本人だけでなく外国人の方々含め、原爆の悲惨さを通して「ノーモアヒロシマ」のメッセージ性を感じ取ることができました。

ちなみに、本館は2006年に戦後の建築物としては初めて、国の重要文化財に指定されています。

設計は、丹下健三氏で、建物自体が丹下さんの出発点ともなった作品だとのことです。

ここで、いくつか、平和記念公園内をガイドさせていただきます。

まずは、「原爆の子の像」。

原爆で亡くなった多くの子どもたちの霊を慰め、世界に平和を呼びかけています。

たくさんの折り鶴が捧げられており、平和への願いを改めて感じられます。

続いて、原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)。

丹下健三氏に設計されたモニュメントで、世界最初の原子爆弾によって壊滅した広島市を、平和都市として再建することを念願して設立されました。

碑文にある「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」はあまりに有名です。

そして、原爆死没者慰霊碑の奥に見える「平和の灯(ともしび)」。

水を求めてやまなかった犠牲者を慰め、核兵器廃絶と世界恒久平和を希求するために作られたモニュメントで、核兵器廃絶まで燃え続ける灯を、日本全国民の平和の象徴にしたいとの願いが込められています。

原爆ドーム

日本人なら誰もが知っているであろう原爆ドーム。

チェコ出身の建築家ヤン・レツルによって作られた当初は、広島県物産陳列館として、県下の物産品の展示販売のほか、博物館や美術館としての役割も担っていました。

大胆なヨーロッパ風の建物は、当時としても革新的で、被爆前にも注目の建築物だったことがうかがえます。

1996年にユネスコの世界遺産に登録され、正式名称は「広島平和記念碑」。

忘れてはならない暴力の記憶として、ぜひ、一度でも足を運んでいただきたいです。

おりづるタワー

2016年にオープンして以降、新たな広島の観光スポットとなった「おりづるタワー」。

広島平和記念公園のすぐ横に建ち、原爆ドームを眼下に望める圧巻の展望台はもちろん、デジタルアトラクションの体験や物産館など、たくさんの施設が入った複合スペースです。

タワーの建設は「株式会社広島マツダ」。

広島県に本社を置く世界的企業マツダのカーディーラーとして有名な会社です。

そんな広島マツダが自腹を切って建設したタワーだというから驚きです。

展望台までの道のりとしては、エレベーターもしくは”散歩坂”の2択から選べます。

個人的おすすめはスパイラルスロープ”散歩坂”で、歩き進みながら移り変わる景色と、壁面にある有名漫画家のオリジナル作品を眺めることができます。

スパイラルスロープの中央部には滑り台「くるくるくーる」というものもあり、ちょっとしたアトラクション体験もできます。

SNS映えするアングルも多数あるので、ぜひお気に入りのアングルを探してみてほしいです。

屋上展望台である「ひろしまの丘」はヒノキやスギといった木材がふんだんに使われ、心地よい風が吹き抜ける空間となっています。

お気づきの方もいるかもしれませんが、広島のもうひとつの世界遺産である嚴島神社の境内を彷彿とさせる雰囲気が作られています。

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